耐震
グランホームは、地震列島日本に求められる2×4工法
建造から100年を過ぎても、その美しさを保つ建築物が国内外にたくさん現存しています。時を超え、幾多の災害を乗り越えて多くの人に知られるようになった、あの建物も、実は2×4工法で建てられています。美しいまま受け継がれていく2×4。グランホームは永く愛される強い住まいをご提供するために、2×4という工法にたどりつきました。造りが強い(モノコック構造)
日本における2×4工法の正式名称は「木造枠組壁構法」といい、床1面、壁4面、天井1面の6面体が箱状の形になって建物を支えています。これを「モノコック構造」と呼び、地震の力や揺れをバランスよく分散することで、高い耐震性を得ることができます。
力を面で支えるモノコック構造の床は、限られた支点で支える床構造に比べて水平にかかる力に強く、ゆがみにくいので、地震などの外力による建物のゆがみを避けることができる、強い構造と言えます。
基礎が強い(ベタ基礎)
基礎は建物を支えるという大きな役割を担います。グランホームでは鉄筋コンクリートの「ベタ基礎」を採用しています。部分欠損のない連続した一体化基礎は、建物の荷重や揺れを無理なく地盤に伝達させます。さらに壁と土台を基礎に、アンカーボルトで固定することで、耐久性の高い構造を実現しています。震災にも耐えた2×4
数々の大地震で2×4住宅は強かった。多くの住宅が補修しないでも居住可能 東日本大震災で2×4住宅は居住に支障なし95% 平成23年(2011年)3月11日午後2時46分、三陸沖を震源とした東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)が起きました。この地震は我が国、観測史上最大のマグニチュード9.0、震度7で、東北から関東地方にかけての広範囲に、津波と強震よる人的・物的被害が多数発生し、震度5を超える余震が続いていました。4mの津波に耐えた2×4住宅
(東北地方太平洋沖地震 市石巻)高町団地内の地盤崩壊
(新潟県中越地震)震度7の激震に耐えたツーバイフォー住宅
(兵庫県南部地震)
床が強い(下地合板24mm採用)
地震や強風による水平方向の力を受けたとき、建物全体や間仕切り壁への負荷を左右するのが床の剛性です。床合板には厚さ24mmの国産針葉樹合板を使用しています。剛性の高い床にすることで、地震の横揺れによって床から壁へと伝わるダメージを抑制しています。
耐火・耐風
強さの秘訣はファイヤーストップ構造
グランホームは、火を閉じ込めるというファイヤーストップ構造。2×4工法は、火の通り道となる床や壁において、枠組材などが、ファイヤーストップ材となって空気の流れを遮断し、 上階への火の燃え広がりを防止します。 その高い耐火性は火災保険料率に反映されています。
「省令準耐火構造の住宅」の特徴
- 隣家などから火をもらわない(外部からの延焼防止)
- 火災が発生しても一定時間
部屋から火を出さない(各室防火) - 万が一部屋から火が
出ても延焼を遅らせる(他室への延焼遅延)
省令準耐火構造基準に対応
- 木は以外と火に強い 2×4工法は、火の通り道となる床や壁において、枠組材などが、ファイヤーストップ材となって空気の流れを遮断し、上階への火の燃え広がりを防止します。その高い耐火性は火災保険料率に反映されています。
- 強さの秘訣はファイヤーストップ構造 1階と2階の各室間の火の通り道を、いわば「防火シャッター」のような働きをするファイヤーストップ材により2階への延焼をシャットアウトします。
建築場所を選ばない柔軟性の高い工法
都市部の防火地域は、必ずしも広い道路が、整備されているとも限りません。現場で組み立て、建て起こすことが出来る2×4工法は大型クレーンなどの建設機械が無くても建設が可能です。また、重量の軽い木造建築のため軟弱地盤の地域でも過大な基礎補強なしでも出来る場合があります。まさに、場所を選ばない柔軟性に高い工法といえます。 ※敷地条件などにより実現出来ない場合があります。
大型台風に耐えた2×4
1991年9月27日に日本を襲った台風19号は、広島市で瞬間最大風速・毎秒58.9mを記録し、各地で甚大な被害をもたらしました。この台風は南~南西の風により九州、四国地方を中心に送電鉄塔が倒壊するなど被害がみられ、そのような状況下でも2×4住宅の被害報告はほとんどありませんでした。2×4の軒先構造
2×4の屋根は、全体が一面の構造体となっています。軒下から強い吹き上げ風があっても、屋根が持ち上げられにくい強固な構造です。高気密・高断熱
グランホームは、冷暖房エネルギーのロスを減らす高気密・高断熱構造。
寒さをしのぐには、断熱しただけでは不十分。すき間があったのでは、せっかく温めた空気が逃げていきます。断熱性と気密性の両方が必要です。 外気から完全に遮断されていれば、ほんのわずかの暖房でも暖かい。朝目覚めても昨夜の暖かさが残ります。気密施工に向いた2×4工法
2×4工法の特徴である床版・壁を組み立てる方式のため、気密性を確保しやすい工法となっています。また、外壁室内側のせっこうボードの下側に全面に住宅用プラスチック系防湿フィルムなどを貼ることで、相当隙間面積(C値)を少なくでき、漏気による壁内結露などを防ぐことが出来ます。断熱材の性能を最大限に引き出せる構造体
2×4住宅の外壁は、枠組材に構造用面材を貼った大壁構造のために、枠組材の間に空気層をつくります。また、断熱材はその空気層に充填するため施工も容易です。構造体自体を断熱化し易く、気密施工も容易なために建物自体がもともと優れた断熱性・気密性を兼ね備えています。高性能断熱材で家全体をすき間なく断熱
通常、断熱材に使用されるグラスウールは、細いガラス繊維が絡み合って作られる空間によって熱を伝えにくくしていますが、グランホームが採用している高性能グラスウールは、従来のグラスウールに比べて繊維径が細く密度が高いので、断熱性能がさらに高まり、住まいの快適性を向上させています。環境を考えた再生可能なグラスウールグランホームの高性能グラスウールは80%以上がリサイクル材を使用しています。
ハイクリンスカットパネル
こんな、住まいの悩みはありませんか?
- 室内が夏は暑くてムシムシ、冬は寒くてカラカラ
- 梅雨時は特にジメジメ、押入内などがカビている
- カビ、ダニによる子供のアレルギーが心配
- 冬に窓の結露がひどい
- シックハウスで気分が悪い
- 年中、エアコンに頼りっきりの毎日
ハイクリンスカットパネルなら
- 湿度を賢くコントロール、一年中快適です
- カビやダニの発生を抑えます
- 壁内結露を防ぎ、住まいの寿命を延ばします
- 高気密・高断熱で、光熱費は約半分
- 地震にも、火事にも強い住まいが家族を守ります
- 有害物質を吸着・分解、お部屋の空気はいつもきれい
室内の湿気を吸放湿する性能
湿度が高い時には素早く吸収し、湿度が低いときには放出して安定した湿度に調整する可能があります。
湿度が高い時には素早く吸収し、湿度が低いときには放出して安定した湿度に調整する可能があります。
吸放出性能の確認試験
- 高温高湿槽【試験方法】 25℃湿度70%で養生した試験体を密閉容器に封入し、高温高湿槽の温度を20℃から30℃の間で24時間1サイクルで変化させます。 湿度計で密閉容器内部の湿度を測定します。
- 湿度変動の抑制 【試験結果】「ハイクリンスカットパネル」があると湿度変動が、大変小さくなります。
ハイクリンスカットパネル 体験談
病院独特のニオイも消えて、患者さんがリラックスできる診療所に(滋賀県T医院)
ハイクリンスカットパネルの体験ボックスで、その効果を実感して診療所に採用されたT先生。ご自身もアレルギーをお持ちで、来院される患者さんにもアレルゲンとはならない建物を目指しました。「結露がまったくなく、1年中カラッとしています。梅雨時にも湿気をまったく感じませんし、乾燥する時期に加湿器の必要性も考えなかったです。適度な湿度で保たれている気がします。それに、ニオイも気にならず、術後に窓を開けて空気を入れ替えるということもなくなりました。待合室も病院独特のニオイがないので、こられた子供たちの、ニオイから感じる病院への恐怖心を和らげることができてるような気がします」